介護とごはん⑩
介護に関係の深い「食事」や「食べ物」に関するつれづれを掲載していきます。みなさんに「楽しい」「うれしい」介護とごはんのひとときが訪れますように。
エピソード1:焚き火仙人の食事制限記⑩

【あらすじ】
某Tomoneel社員の家族「焚き火仙人(アウトドア好き。焚き火プロ級)」。長年の糖尿病で厳しい食事制限をすることに。困ったのは食事を作る弟子Aと弟子B(ふたりとも仙人の家族)。はじめての制限食。どうするの?!
⭐︎普通に作ると味が薄い
次は、自分たちで調味料を用意してチャーハンを作る方法を考えてみましょう。この場合もネックになるのは塩分です。使える塩分は調味料全部で3gまで。一般的なしょうゆは大さじ1杯3gの塩分を含んでいます。

⭐︎調味料、全部後入れ作戦
弟子A 「うーん、普通に塩分3g分の調味料でチャーハン作ったら味が薄ーい」
弟子B「うん、びっくり。無意識にたくさん塩分摂ってるんだね」
弟子A 「最後に醤油を回しかけるのがおいしいのにな〜」
弟子B「そうそう、人間は最後に入れた調味料の味を感じやすいんだって。」
弟子A 「じゃあ、いっそ途中の味付けは無しにして、火を止める直前に調味料一気に入れるとか?」




ーー結果は?
弟子A 「!乱暴かと思ったけど、意外にいける!!」
弟子B「減塩しょうゆでも最後に入れるとチャーハンらしい風味がでるね」
そうなんです、この全部の味付けを最後にする作戦、塩分制限には強い味方。食材の表面だけに味がついているため、後味はあっさりになりますが、最初にはっきりした味が口に広がることで満足感がでます。家庭で味付けをするなら料理がぐっと楽になりますよ。
※このサイトの記事は個人の経験談などに基づいており、提供される情報の正確性や完全性を保証するものではありません。健康に関する決定を行う際は、必ず医師や管理栄養士など専門家の指導のもと行ってください。

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