介護とごはん⑨
介護に関係の深い「食事」や「食べ物」に関するつれづれを掲載していきます。みなさんに「楽しい」「うれしい」介護とごはんのひとときが訪れますように。
エピソード1:焚き火仙人の食事制限記⑨

【あらすじ】
某Tomoneel社員の家族「焚き火仙人(アウトドア好き。焚き火プロ級)」。長年の糖尿病で厳しい食事制限をすることに。困ったのは食事を作る弟子Aと弟子B(ふたりとも仙人の家族)。はじめての制限食。どうするの?!
⭐︎チャーハンを作る
「チャーハンが食べたいのう」
ある日、焚き火仙人からリクエストがありました。食事制限中でもチャーハン、食べられるんでしょうか?
チャーハンを作る時、いちばん難しいのは塩分です。ふだんは塩分0の主食であるご飯に味付けをするので、おかずに塩分を回せなくなってしまうからです。
なので、前準備として他の食事、例えば朝食で使う塩分を2gから1gに減らすなどして、チャーハンを含む食事に使える塩分量を増やしておきます。今回は3g使えることにします。

⭐︎チャーハンを食べる工夫1
弟子A 「いちばん簡単なのは市販のチャーハンの素を使うことだよね」
弟子B「おかずは、塩分を使わないサラダだけとかにして」
弟子A 「おかずは少ないけど、薄味じゃないチャーハンをがっつり食べられる!」
弟子B「物足りないなら、チャーハンは半分量、残りは白米にして、塩胡椒で焼いた肉とサラダとか」


ーー今回の課題は?
弟子A 「朝ごはん塩分控えめ、昼はチャーハンとサラダだけだとちょっと物足りないね」
弟子B「カロリーやタンパク質も不足気味になりそう。チャーハン半分、白米半分とおかずのほうがバランス良さそう」
素を使うと、一般的な味の濃さのチャーハンは食べられるものの、他の食事やおかずにはずいぶん我慢が必要なようです。(つづく)
※このサイトの記事は個人の経験談などに基づいており、提供される情報の正確性や完全性を保証するものではありません。健康に関する決定を行う際は、必ず医師や管理栄養士など専門家の指導のもと行ってください。

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